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パイレックスが製造中止の理由はなぜ?イワキとの違いやどこで買えるか調査

100年以上の歴史を持つ、世界的に有名な耐熱ガラスブランド「パイレックス」。

日本国内でもパイレックスの食器やキッチン用品が販売されていましたが、ネット上では「パイレックスが製造中止になった」との噂が流れています。

そこで本記事では、パイレックスが製造中止の理由やイワキとの違いについて調査した結果をまとめました!

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目次

パイレックスが売ってない理由は製造中止・廃盤が原因?

パイレックスとは、アメリカに本社を置く世界最大級のガラス製品メーカーのコーニング社が開発した世界初の耐熱ガラスのブランド名で、主に食器やキッチン用品に使われています。

そんなパイレックスですが、開発元のコーニング社は2008年3月をもって製造を中止しています。

製造中止にした具体的な理由については不明ですが、コーニング社がスマホやタブレット、テレビなどの電子機器向けの強化ガラス「ゴリラガラス」の開発に力を入れ始めたことが製造中止の理由ではないかと言われています。

ただ、コーニング社は現在もシンガポールのワールドキッチン社、日本のパール金属株式会社とライセンス契約を結んでいるため、まだ在庫が残っている商品や中古の商品なら現在も購入が可能です。

【どこで買える?】パイレックスがどこに売ってるか販売店・取扱店を調査

パイレックスは15年以上前に製造中止されていますが、現在も在庫がある商品や中古の商品なら一部の店舗・通販サイトで販売されています。

取扱店舗の一覧は、パイレックスの公式サイトからでも確認できます。

ただ、現在は在庫限りの販売で手に入りづらくなっているので、事前に在庫があるか問い合わせておくと良いでしょう。

確実に購入するなら、Amazonや楽天市場などの通販サイトを利用するのがおすすめです。

「パイレックス」と「イワキ」の違いについて解説

パイレックスと似た耐熱ガラス用品として挙げられるのが「イワキ(iwaki)」です。

イワキ(iwaki)は、AGCテクノグラス株式会社が製造・販売している耐熱ガラス用品のブランドです。

実は、AGCテクノグラス株式会社の前身である岩城硝子株式会社は、1966年から2011年までコーニング社とライセンス契約を結んでパイレックスの製造・販売を行っていました。

しかし、ライセンス契約終了に伴ってイワキ製のパイレックスは、「iwaki」というブランドで販売されることになりました。

パイレックスのロゴは消えてしまったものの、品質や製法はパイレックスと変わりありません。

ただ、現在ライセンス契約を結んでいる企業が販売しているパイレックスとイワキでは、耐熱温度差に大きな違いがあります。

耐熱温度耐熱温度差
パイレックス300°C220°C
イワキ300°C~350°C(オーブン用ガラス)120°C(プレス成形品)
120°C~150°C(ブロー成形品)

耐熱温度差:高温にしたガラスを水に入れて急速に冷やしたとき、破損に耐えられる温度差のこと。

イワキよりもパイレックスの方が急激な温度差に耐えられるように設計されています。

パイレックスが製造中止の理由やイワキとの違いまとめ

今回は、パイレックスが製造中止の理由やイワキとの違いについてお伝えしました。

パイレックスを開発したコーニング社は2008年3月をもって製造を中止していますが、現在も東急ハンズやロフトなどの店舗、Amazonや楽天市場などの通販サイトで販売されています。

1966年から2011年まで製造・販売されていたイワキ製のパイレックスは、現在「iwaki」というブランド名で販売されています。

耐熱温度や耐熱温度差など多少の違いはありますが、パイレックスに劣らない品質の高さでデザインの似ている商品も多いので、パイレックスが見つからない場合はイワキの購入も検討してみてください。

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